にきび跡治療はすぐには改善しない
根気が必要な治療の1つに、にきび跡治療があります。
というのもにきび跡に適切な対処をしたとしても、風邪のようにすぐに良くなるわけではないからです。
それどころか、間違えればにきび跡が悪化する危険性もあるのです。
ということでこの項では、さまざまなにきび跡治療について触れてみたいと思います。
にきび跡の種類について
ニキビ跡を大別すると、3種類に分類することができます。
まずもっとも軽度なものは、赤みが帯びているにきび跡です。
そして赤みが帯びているにきび後は炎症を起こしている状態で、ビタミン配合の基礎化粧品を使用したセルフケアでにきび跡を改善することができます。
2つ目は、紫色や茶色になっているにきび跡です。
紫色や茶色になっているにきび跡は炎症が酷くなった状態で、セルフケアにピーリングを併用することによって改善することができます。
3つ目は一番厄介なにきび跡で凸凹のクレーター状になっていて、紫外線を浴び過ぎたことによって、多くのメラニン色素を生み出してしまったことが原因です。
そして凸凹のクレーター状になっているにきび跡は皮膚組織まで破壊されている状態で、皮膚再生治療(PRP療法)を使用することによってにしき跡を改善することができます。
根本治療には根気が必要
そして上記に明記した3種類のにきび跡にいえることは、肌本来の元に戻す力を向上させる必要があることだといわれています。
それを根本治療といいます。
○根本治療について
メラニン色素が分泌されると肌が炎症を起こすため、必然的ににきびが増加してしまいます。
しかし肌のターンオーバーが活発に行われれば、メラニン色素は徐々に排出され消えていきます。
実は、このターンオーバーを正常化することが根本治療なのです。
そして根本治療はどうしても時間を要してしまうため、根気が必要だと言われているのです。
にきび跡治療に焦りは禁物です。
焦らず気長に治療を続ければ、必ずにきび跡治療は根治に向かいます。
にきび跡治療に悩んでいるみなさん、どうか自分に適した治療法でにきび跡を改善して頂ければと思います。