改善できるケロイドの傷跡
怪我などによって皮膚にできてしまった傷や火傷跡を「ケロイド」といいます。
そしてケロイドは一時的にできた赤みを帯びた傷跡ではなく、放っておけば一生治らない傷ともいわれていました。
またケロイドの大きな特徴といえば、周りの皮膚に広がった時に起こる痛みと強い痒みです。
しかし近年の美容皮膚科などの医療進歩によって、ケロイドの傷跡も改善できるようになっているのです。
そこでこの項では、代表的なケロイドの治療法について触れてみたいと思います。
ケロイドの治療法について
○レーザー治療
一般的な瘢痕(はんこん)であれば、傷痕を切除して皮膚を縫い合わせれば改善します。
しかし、ケロイドの傷跡は切除してはいけないのです。
何故なら、ケロイドは縫い合わせた縫合部分から再発してしまうからです。
そこで登場したのがレーザー治療です。
レーザー治療はケロイドの盛り上がった部分(傷跡)を蒸発させて、それから赤みを取り除くレーザーに切り替えることによって改善することができます。
○ステロイドテープ
ステロイドテープはケロイド部分に「抗炎症作用/血管を収縮させる作用」を持ったテープを貼ることによって、傷跡を平らにしていく治療法です。
ちなみにステロイドを使用した治療法の中で、もっとも効果があるのがケロイド部分に直接ステロイド注射をする方法だといわれています。
ただしこのステロイド注射は強い痛みを伴うだけでなく、副作用もあることも忘れてはいけません。
○リザベン
リザベンは内服薬で、時間は掛かりますが傷跡が白く平らになっていきます。
そして副作用もほとんどなく、つらい痒みも抑えてくれます。
悩んでいるなら無料カウンセリング
上記に明記した内容が、ケロイド治療の特徴になります。
ケロイド治療の専門分野は、「美容皮膚科・美容外科・形成外科」になります。
そして美容皮膚科などに行けば、無料でカウンセリングを受けることもできます。
もしみなさんがケロイドの傷跡で悩んでいるなら、是非無料カウンセリングを受けることをお勧めします。
そこで、自分のケロイドに合った治療法を考えてみてはいかがでしょう。
「ケロイドの傷跡は完治しない」というのは、過去の話です。